2024-03-29 公開 / 2024-04-01 更新
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lighttpd(ライティ)は、標準に準拠し、安全で柔軟でありながら、スピードが要求される環境向けに最適化されたオープンソースのウェブサーバーです。もともとは、c10k 問題(1台のサーバーで 10,000 の接続を並列処理する方法)の概念実証として Jan Kneschke 氏によって書かれましたが、世界的な人気を博しています。lighttpd という名前は light と httpd の合成語です。修正 BSD ライセンスの元で配布されています。なお、HTTP/3 はサポートしていません。
Wikipedia より引用・翻訳、編集
Alpine Linux の Wiki [1] を参考にして Web サーバーに lighttpd をインストールして設定します。
以下の PC を使用しています。
評価用の PC (192.168.0.34)
インストールや設定作業は、Fedora Linux Workstation から ssh でログインして実施しています。
基本設定
lighttpd パッケージをインストールします。
localhost:~$ su Password: /home/bitwalk # apk add lighttpd (1/9) Installing brotli-libs (1.1.0-r1) (2/9) Installing libdbi (0.9.0-r4) (3/9) Installing gdbm (1.23-r1) (4/9) Installing libsasl (2.1.28-r5) (5/9) Installing libldap (2.6.6-r1) (6/9) Installing lua5.4-libs (5.4.6-r1) (7/9) Installing pcre2 (10.42-r2) (8/9) Installing lighttpd (1.4.73-r0) Executing lighttpd-1.4.73-r0.pre-install (9/9) Installing lighttpd-openrc (1.4.73-r0) Executing busybox-1.36.1-r15.trigger OK: 398 MiB in 82 packages /home/bitwalk #
つづいて、サービスに追加してサービスを再起動します。
/home/bitwalk # rc-update add lighttpd default * service lighttpd added to runlevel default /home/bitwalk # rc-service lighttpd restart * Caching service dependencies ... [ ok ] * Starting lighttpd ... [ ok ] /home/bitwalk #
Lighttpd は、/var/www/localhost/htdocs/ 内の HTML 文書を参照しますので、下記を実行して動作確認用の index.html を作成します。
/home/bitwalk # echo '<!DOCTYPE html><html><head><title>✔️</title><meta charset="utf-8"></head><body>Lighttpd is running!</body></html>' > /var/www/localhost/htdocs/index.html
/home/bitwalk #
LAN 内の他の PC からブラウザで http://192.168.0.34 へアクセスしてみます。
他の PC から Firefox でアクセスした例
参考サイト
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