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2026-07-09

KDE Plasma と fcitx5

KDE Plasmaは、KDE コミュニティによって Unix 系 OS 向けに開発されたグラフィカルシェルです。これは、ユーザーと OS 間のインターフェース層として機能し、アプリケーションの起動、ウィンドウの管理、ファイルやシステム設定の操作を行うためのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)およびワークスペース環境を提供します。Plasmaはモジュール式で適応性が高く設計されており、パーソナルコンピュータ向けの「Plasma Desktop」や、スマートフォン向けの「Plasma Mobile」など、特定のデバイスタイプに合わせて最適化されたさまざまなバリエーションが用意されています。

Wikipedia より引用、翻訳、編集

本来は、本ブログに投稿した記事から厳選したコンテンツを note にも公開していく予定でしたが、逆になってしまいました。

参考サイト

  1. Fedora KDEで日本語入力!Fcitx5+Mozcの導入とMac風キー設定(変換・無変換) [2026-02-27]

 

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2025-12-27

【備忘録】PySide6 のダークモード

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されている Linux ディストロです。このディストロは、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。Fedora Linux の開発成果は CentOS Stream に取り込まれます。ここでテストを経て最終的に Red Hat Enterprise Linux, RHEL へ反映されます。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

メインの PC には Fedora Linux Workstaion(以下 Fedora と呼びます)をインストールしています。そのためデスクトップ環境は GNOME で、ダークモード(暗いスタイル)にして利用しています。

GUI アプリを作るときには、もっぱら Qt for Python (PySide6) を利用しているのですが、デスクトップがダークモードでも Qt のウィジェットには反映されません。Ubuntu で同じことをするとダークモードが反映されるのに Fedora ではできません。謎でした。

Fedora Linux 43 Workstation Ubuntu 25.10

PySide6 のウィジェットにデスクトップのダークモードが反映されないことは、それほど深刻な問題ではなかったので放置していました。それでも、マルチプラットフォーム対応のアプリを作っていると、見映えの違いはやっぱり気になるので、いまごろになって生成 AI (Microsoft Copilot) に尋ねてみました。

Microsoft Copilot とのやり取りを抜粋してまとめました。

📌 1. Fedora 公式:「No custom Qt theming for Fedora Workstation」

Fedora 40 以降、QGnomePlatform と adwaita-qt をデフォルトから外すと公式に決定されました(Fedora 39 では非推奨 → Fedora 40 で正式削除)。

理由は Fedora 公式ページに明記されています:

  • これらのプロジェクトは 「outdated and semi-occasionally broken」
  • Fedora Workstation では Qt upstream の標準テーマに戻す方が良い
  • メンテナンスコストが高く、安定性が確保できない

【情報源】

📌 2. GitHub(FedoraQt/adwaita-qt):プロジェクトが非メンテ状態

adwaita-qt の GitHub リポジトリには、はっきりとこう書かれています:

“Adwaita-qt project is unmaintained and no longer actively developed.”

つまり、開発者側が 開発終了を宣言しています。

【情報源】

【補足】

Fedora 39 以前は下記のようなやり方で、デスクトップのモードに追従できたようです。知りませんでした。

sudo dnf install adwaita-qt6

環境変数を設定:

export QT_QPA_PLATFORMTHEME=gnome

📌 3. 開発者 Jan Grulich 氏のブログ

QGnomePlatform と adwaita-qt の主要開発者である Jan Grulich 氏が、これらのプロジェクトの背景と課題を詳しく説明しています。

ポイント:

  • Qt と GNOME の統合は非常に複雑
  • GNOME の UI 変更に追従するのが困難
  • Qt upstream の仕様変更で壊れやすい
  • Fedora でデフォルトにするには負担が大きい

【情報源】

📌 まとめ:なぜ adwaita-qt6 は廃止されたのか?

理由 説明
メンテナンス不能 開発者がプロジェクトを維持できなくなった(GitHub で明言)
壊れやすい GNOME や Qt の更新で頻繁に壊れる(Fedora 公式が指摘)
Fedora の方針変更 GNOME との統合をやめ、Qt upstream の標準テーマに戻す方針へ
開発者の負担 Qt と GNOME の橋渡しは技術的に非常に難しく、継続が困難

自分なりの結論

デスクトップを KDE Plasma に変更すれば、このような問題は解消されます。

ブログの内容の確認を Microsoft Copilot にお願いしたら、いくつもダメ出しがありましたが、そのうちの一つを追記します。

🔍 KDE Plasma に切り替えた場合のメリット

  • KDE Plasma は Qt のネイティブ環境
  • Qt6 が KDE のテーマ API を直接参照
  • GNOME のような “テーマブリッジ” が不要
  • PySide6 の外観が最も安定する

しかし GNOME のミニマリズムな使い方にすっかり慣れてしまって、これが快適だと思っています。そんなわけで、メインのデスクトップ環境を Windows ライクなものに戻せそうにはありません。

Qt の外観については、今まで通り割り切って利用することにします。

最後に落ち穂拾いです。

🌙 Ubuntu で PySide6 がダークモードを拾う理由

Ubuntu は GNOME ですが、Qt アプリの統合を強化しているため:

  • adwaita-qt6 が標準で入っている
  • GNOME のダークモード設定を Qt に橋渡しする仕組みが有効

そのため PySide6 も自然にダークモードになります。

【補足】

ここは論拠が薄かったので Microsoft Copilot と議論を重ねました。結局 Fedora は upstream-first で独自パッチを極力持たない方針であるのに対し、Ubuntu は ユーザー体験のためなら upstream に依存しない文化があるという違いに帰結してしまいました。これが本題ではないのでこのぐらいにしておきます。

参考サイト

  1. Fedora Linux | The Fedora Project
  2. Qt と GTK アプリケーションの外観の統合 - ArchWiki

 

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2025-02-27

こんどの Fedora Linux 42

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されている Linux ディストロです。このディストロは、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。Fedora Linux の開発成果は CentOS Stream に取り込まれます。ここでテストを経て最終的に Red Hat Enterprise Linux, RHEL へ反映されます。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

Fedora Linux 42 の開発スケジュール [1] によると、ベータ版の公開は 2025-03-11、正式リリースは 2025-04-15 に予定されています。

2025-02-04 に、Fedora Rawhide の開発レポジトリから Fedora Linux 42 のレポジトリがブランチされていましたので、下記サイトから開発中の Fedora Linux 42 の iso ファイル (Fedora-Workstation-Live-42-20250226.n.0.x86_64.iso) をダウンロードして仮想環境 (GNOME Boxes) にインストールしてみました。

プレリリース版の Fedora Linux 42 がダウンロードできるサイト

インストールしてみたところ、すでにデスクトップの壁紙が Fedora Linux 42 用になっていました。

Fedora Linux 42 Workstation(Prerelease 版)のデスクトップ (1)
Fedora Linux 42 Workstation(Prerelease 版)のデスクトップ (2)

ベータ版が公開される前ですので、変更される可能性は残っています。

Anaconda WebUI インストーラ

インストール時、インストーラが WebUI のバージョンになっていました。すでにインストーラが変更されることがアナウンスされており [2]、Fedora Linux 39 の時にフライングで当ブログにまとめてしまいましたが [3]、今回は最終的にどうなるでしょうか。

ISO イメージを起動すると、下記の画面が表示されます。

Install Fedora... をクリックすると WebUI のインストーラが起動します。以下、スクリーンショットを紹介します。

 

Fedora Linux 42 のベータ版が公開された後、今回の変更点などの内容をまとめる予定です。

参考サイト

  1. Fedora Linux 42 Schedule: Key
  2. Changes/AnacondaWebUIforFedoraWorkstation - Fedora Project Wiki
  3. bitWalk's: Fedora Linux 39 のインストーラ [2023-09-02]
  4. Changes/Promote KDE Plasma Desktop variant to Edition - Fedora Project Wiki

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2024-12-26

【備忘録】Anthy の辞書に単語登録

Anthy は、LGPL でライセンスされたフリーな日本語入力システムです。2000 年 5 月に京都大学を中心に活動しているコンピュータサークルである京大マイコンクラブ内の Project Heke で開発が始まりました。2021 年に Anthy Unicode という開発プロジェクトが Anthy プロジェクトを引き継いでいます。

Wikipedia より引用・編集

メインで使用している Fedora Linux は、日本語入力システムに Anthy を採用しています。漢字変換に関しては Mozc の方が使いやすかったので、以前は ibus-mozc をインストールして利用していましたが、Fedora Linux のクリーンインストールを重ねるにつれて、わざわざ Mozc をインストールして設定を変更することが面倒になり、今では Anthy をそのまま利用するようになってしまいました。

Anthy を使っていると、漢字や文節の変換はあいかわらずおバカだなあと思うことが多いのですが、こまめに固有名詞を辞書に登録すれば、少しは変換作業のストレスが軽減するかもしれないと期待して、あらためて固有名詞などを辞書に登録するやり方を確認しました。

下記の OS 環境で動作確認をしています。Anthy による日本語入力ができるようになっているものとします。

Fedora Linux Workstation 41 x86_64

GNOME デスクトップの上部右側のステータスメニューにある「あ」あるいは「_A」をマウスでクリックすると、メニューがポップアップされますので、「設定 - Anthy」を選択します。

GNOME シェルのステータスメニュー

すると「IBus-Anthyの設定」ウィンドウが表示されます。「辞書」タブをクリックして、「単語の追加コマンド(A)」の右側にある ... をクリックします。

「IBus-Anthyの設定」ウィンドウ

すると、さらに「霞 (単語登録)」のウィンドウが表示されます。「霞(かすみ)」は Anthy の個人辞書管理ツールです。

辞書に単語を追加する「霞 (単語登録)」のウィンドウ

辞書に追加したい単語(漢字)、読みを入力、品詞、品詞の細分類を選択して、追加(A) ボタンをクリックすると辞書に追加され、霞のウィンドウが閉じます。

端末エミュレータから下記のように kasumi-unicode -a とタイプしても「霞 (単語登録)」のウィンドウを表示することができます。

端末エミュレータからコマンドで霞(かすみ)を起動

ちなみに kasumi-unicode コマンドのオプションは下記のようになっています。

bitwalk@fedora:~$ kasumi-unicode -h
Usage: kasumi [option]
Option:
  -h --help        Show this message.
  -v --version     Show Kasumi's version and copyright
                   information
  -m --manage      Run Kasumi in Manage mode.
                   You may abbreviate this option.
  -a --add         Run Kasumi in Add mode.
  -e --exclusive   Run Kasumi in Exclusive mode.
  --sound val      Set default sound entry (only in Add mode)
  --spelling val   Set default spelling entry (only in Add mode)
  --wordclass val  Set default word class entry (only in Add mode)
  -i --import      Import selected text as a spelling
  -I --ignore      Ignore selected text
  -E --eucjp       Use EUC-JP encoding for dictionary

bitwalk@fedora:~$ 

参考サイト

  1. fujiwarat/anthy-unicode: Anthy Unicode - Another Anthy
  2. fujiwarat/kasumi-unicode: A dictionary management tool for Anthy.

 

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2024-10-30

Fedora Linux 41 リリース

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されている Linux ディストロです。このディストロは、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。Fedora Linux の開発成果は CentOS Stream に取り込まれます。ここでテストを経て最終的に Red Hat Enterprise Linux, RHEL へ反映されます。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

Fedora Linux 41 が 10 月 29 日(現地時間)にリリースされました。

Fedora Linux 41 Workstation のデスクトップ

Fedora Linux 41 における変更点は、デスクトップ環境に最新の GNOME 47 が採用されるなど多岐にわたっていますが、個人的に注目している変更点をまとめました。

Retire Python 2.7
python 2.7 パッケージは置き換えられることなく引退(廃止)。そのため、python コマンドは Python 3 系を指します。python3 コマンドもひきつづき利用可能です。
Changes/Python3.13
Python スタックを Python 3.12 から最新のメジャーリリースの Python 3.13 へ更新。
Python built with gcc -O3
デフォルトの -O2 コンパイラフラグの代わりに、-O3 を使って CPython をビルドして高速化(pyperformance による計測で幾何平均が 1.04 倍高速)。
Replace Redis with Valkey
Redis のライセンスが RASLv2/SSPL に変更されたため [6]、Redis を廃止して Redis をフォークした OSS である Valkey へ移行。
GIMP version 3
GIMP, GNU Image Manipulation Program の次期メジャーバージョン 3 を導入。

参考サイト

  1. Whats new in Fedora Workstation 41 - Fedora Magazine [2024-10-29]
  2. Fedora Linux 41 is here! - Fedora Magazine [2024-10-29]
  3. Releases/41/ChangeSet - Fedora Project Wiki
  4. Valkey
  5. 幾何平均 - Wikipedia
  6. Redis Licensing Overview - Redis
  7. GIMP - GNU Image Manipulation Program

 

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