![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggBYX_MwVuWEWQcMxVJVT4k_1cA7X0VZ0-7WBqbGjpmXhdjgYgZh37-ZZF4ujiQcdEuDRIVUy-0fKrVnmmqfMiMdAJBb6flHFkvyg3WdwjQBnJSRo49n9zb_slbmDrvvO3hTLxsg/s200/fedora.png)
PreUpgrade は、Fedora のアップグレードを支援する GUI ツールです。以前も紹介しましたが、今回は Fedora 10 から Rawhide へアップグレードを試してみましたので、使用感をレポートします。
PreUpgrade を起動するには、コンソール上で以下のようにタイプします。
$ preupgrade
最初に root のパスワードが要求されます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihjnKvBdhBOEMP7NywH7b0JkKm8lmCBavCVUY2eMk08bZZHt7xj5wFMXqQkI5WBI63O4rz8RIkcN-OVW2IXeKUr03LNCEQ-K_U0oEo8l0tPjg6Bhfs8UxL4EtmAgqlNLvPockesw/s320/Preupgrade0.png)
パスワードを入力すると、説明画面が英語で表示されます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiQxK9m8_pTUOfs-ukCb3se8swjYbxfs9YdpAAfSeBa5FxdlqfLMzJ3FWTBiPRC4qM9PalPE4jV2pkPwBh25DIa5G9H6TXWlaWR1cwPTSxkxP7gsy1uFt5ZdZfsFNGFSyC-BDc9g/s320/Upgrade1.png)
次画面では、利用可能なアップグレードのバージョンを選択します。現時点では Fedora 11 がリリースされていないので、下のテストバージョンを表示するチェックボックスをチェックして Rawhide を選択します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg99gxGlgS3PSJrtjCJC5oyl7ZT-DDEyQ7W-g-KctCYc-HwhV7iBOkT-zdtUDre8yUcnQEyYMwhxTp7ipVDSMvejJN7TtQmvY1IIy-gR9v8btibZPKp6NfskBRi5557KXcYbgPDnA/s320/Upgrade2.png)
アップグレードに必要なパッケージのダウンロードを開始します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDwuilVEYc0ZJ4-ws180M9cf6NICPbPm942TEKI75TEisYnT5dICvw9ayjlMXEo_Po640-o8Xvw3qAfI6TKEbbdMujqacfUwKqSyJ586Aq9iPCd6_DLDOMxmFUecX1WPMnHRNOzA/s320/Upgrade5.png)
アップグレードに必要なパッケージのダウンロードが終了すると、リブートを促すメッセージが表示されますので、Reboot Now をクリックするとリブートし、システムのアップグレードを開始します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXRBuT4hpfzUXTKsgITCxYDaCIrOnXECjhi1mVPzx3sTqkVQE-NT4u24exdQJjp98_BbjU-YgYTF8sR3pxNu4vZyniHwGuQwQDngQBVX4yd01tx0C_xjV1a8SG8qRNBxIP-WgatA/s320/Upgrade6.png)
最後に、もう一度リブートすることで、アップグレードしたシステムを利用できるようになります。
Fedora 8 の頃に PreUpgrade を使ってみた時には、パッケージをダウンロードしただけでアップグレードができませんでしたが、今回はあっさりとできました。迂闊にもバージョン番号を控えていなかったので、アップグレードに使用した PreUpgrade のバージョン番号はわかりませんが、アップグレード後の PreUpgrade のバージョンは 1.1.0 でしたので、少なくともバージョン 1 以上だったと思われます。
間もなくリリースされる Fedora 11 に対しても、もう一度使ってみようかと考えています。ひとつ懸念があるとすれば、どうやらアップグレードでは ext3 から ext4 へファイルシステムを変更できそうにないことです。
今回、32bit 版の Fedora 10 で試しましたが、64bit 版は、Fedora 11 beta をクリーンインストールしてあるため、既に ext4 のファイルシステムになっています。まずはこちらで、Fedora 11 のリリース版のインストールを試してみようかと考えています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhqlRyIzOLgA3xZUqK3GPoiFFhEl6gjmY7deS2qveEryzIHiY-KetAdTPjtGmoTUZDvrCNrHmjIoF8qlkQqJtFagzsstzhdg5SnCCKlbC-Zp3isyDxEnhPQoFxOrXPCHtL5mk2Vxg/s200/preupgrade-logo.png)
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