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Fedora Media Writer は、USB メモリにライブ OS あるいは OS インストール用の ISO イメージを書き込む、フリーでオープンソースなユーティリティソフトウェアです。
名前が Fedora で始まる通り、Linux ディストリビューションのひとつ Fedora で、インストール用イメージを USB メモリに書き込むためのユーティリティとして開発されたツールなのですが、他の OS 用の ISO イメージを USB メモリに書き込む用途にも使えます。
このように FedoraMediaWriter のパッケージは Fedora 上で利用できますが、Windows や MacOS でも利用できます。今回は Windows 版を使って、Fedora のイメージを USB メモリーに書き込む方法を紹介します。
本記事で使用している OS は下記のとおりです。
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Windows 10 Home, version 1909, build 18363.628 | x64 ベース |
ダウンロードとインストール
FedoraMediaWriter は、Fedora Workstation の ISO イメージをダウンロードするサイト(参考サイト [1])から入手できます。下図の青くなっている Windows アイコンのボタンをクリックすると Windows 用の FedoraMediaWriter インストーラをダウンロードできます。
今回ダウンロードしたパッケージは FedoraMediaWriter-win32-4.1.4.exe です。パッケージをダブルクリックするとインストーラが起動しますので、例えば下記のようにインストールします。
下図のように FedoraMediaWriter が起動することを確認し、一旦、画面右上の X をクリックして閉じます。
Fedora 31 のインストール用イメージを USB に書き込む
USB メモリを Windows PC に挿入して FedoraMediaWriter を起動します。
挿入した USB メモリにすでにライブイメージが書き込まれている場合、初期化を促すメッセージが上部に表示されますので Restore ボタンをクリックして初期化します。
閉じる ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
ここでは、Fedora Workstation 31 をクリックして、インストールイメージを USB メモリに書き込んでみます。
※ なお Custum image をクリックするとファイル選択ダイアログが表示されるので、あらかじめダウンロードしておいた ISO イメージを指定して書き込むことができます。
Create Live USB… をクリックすると、ISOファイルのダウンロードがはじまります。
書き込み先のメディアが正しいことを確認して(この例では Verbatim STORE N GO)、書き込み ボタンをクリックすると書き込みがはじまります。
閉じる をクリックして終了です。
雑感
Windows で ISO イメージを USB メモリに書き込みたいんだったら Rufus [3] を使えばいいんじゃね?というご意見もあるでしょう。まったくその通りです。好みのツールを使えば良いのです。ただ、選択肢が多いことに越したことはありません。
参考サイト
- Download Fedora Workstation
- Releases · FedoraQt/MediaWriter
- Rufus: Rufus: Create bootable USB drives the easy way
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