2018-02-25

Fedora on GPD Pocket (1)

GPD Pocket に Fedora をインストールしました🐧。が、実際のところ、最初はなかなか思うようにできず、Ubuntu でも試行錯誤を繰り返してしまいました。幸いにも、最終的に Fedora のインストールができ、一応動作するようにました。その顛末および動作確認結果をまとめました。ただし、本来は GPD Pocket 上で動作する Fedora に施すべき全ての処置を実施した、というわけではありません。今後続編を作ることも考え (1) としました。

GPD Pocket にインストールした Fedora 27

情報の拠り所

GPD Pocket に Linux をインストールする事例は、インターネットから多く入手できます。もともと GPD Pocket が Windows 10 だけでなく Ubuntu 16.04 LTS もサポートしているとうたわれているだけあって Ubuntu 系 OS をインストールした記事が多いのですが、できれば Fedora をインストールしたいと思っています。そこで両方の情報がある reddit を一次情報源として、まず参考サイト [1] に示されている github サイトにまとめられている手順に従って、インストールを進めることにしました。ここで紹介されている方法は、まず普通に Fedora をインストールして、それから github からクローンしたスクリプトを実行して、GPD Pocket 固有の部分に対応させるというものです。

BIOSの更新

Ubuntu などの OS をインストールするには、Ubuntu BIOS と呼ばれる BIOS に更新する必要があるとのことです。現時点で入手できる最新の BIOS よりタイムスタンプが古いことが気になりましたが、ここは指示に従い、参考サイト [2] に示されている dropbox のサイトから BIOS の圧縮ファイル P7-20170628-Ubuntu-BIOS.zip を GPD Pocket 上で稼働している Windows 10 の適当な場所へダウンロードします。なお、このファイルをダウンロードするのに dropbox のアカウントが必要になりました。たまたま dropbox のアカウントを持っていたので問題はありませんでしたが、アカウントを作りたくない場合、他の入手先を探してください。未確認ですが、たぶん、他からもダウンロードできるファイルだと思います。

さて、BIOS の更新ですが、参考サイト [3] に紹介されている方法に従って行いました。

「5. 再起動する」までは順調に進みましたが、再起動後に Windows 10 にログインすると「重大な障害が云々」というメッセージが赤字で表示されログインできなくなってしまいました。困りました。いや考えてみると何に困るのか? そう、Windows を使うつもりはないのです。update_win.bat を管理者権限で実行した後に PASS の文字が表示されたことを信じて、Fedora のインストールを敢行することにしました。

熱伝導パッドによる熱対策とBIOSの設定(省略)

GPD Pocket は熱対策が不十分だということが言われています [4]。参考サイト [1] でも熱対策として、筐体内部に熱伝導パッドを数カ所貼りつけることを推奨しています [5]。たしかに必要な処置と思いますが、まだ GPD Pocket をまともに使ってもいないので、とりあえず後回しにします。

同様に同サイトでは、主に温度管理に関係した BIOS 設定をすることを推奨していますが [6]、これもとりあえず後回しにしました。

試行錯誤1: Fedora 27[失敗]

最初に Fedora 27 Workstation の iso イメージをダウンロードして、Fedora Media Writer を使って USB Live イメージを作成します。

  1. 作成した USB Live イメージを USB ポートに挿入後、GPD Pocket の電源を入れます。直ちに "fn" + "F7" キーを何回か押していると、起動メディアを選択する画面が現れますので、挿入してある USB イメージを選択します。
  2. Fedora の grub のメニュー画面で "Start Fedora-Workstation-Live 27" を選択するのですが、まだ Enter キーを押さないでください。
  3. "e" キーを押してブートオプションの編集画面に入ります。
  4. カーネルの設定行までカーソルを下げます。
  5. "quiet" パラメータの後、次のように "fbcon" パラメータを加えて画面を回転できるようにします。
    fbcon=rotate:1
    
  6. "Ctrl" + "x" キーを押して、USB Live イメージを起動します。
  7. Fedora 27 が起動してデスクトップ画面が横向きで表示されます。
  8. 画面の向きを変えるために、Windows キーを押し、displays と入力、Enter キーを押すと画面の設定画面が表示表示されます。
  9. この画面で、画面の向きを "Portrait left" に設定するのですが、これだけでは設定が反映されません。ダミーで画面の解像度を変えると、設定画面の右上隅に青い "apply"(適用)ボタンが表示されますので、クリックして設定を反映させます。その後で解像度を元に戻しておきます。
    • インストール後の画面での説明になってしまいますが、下記の画面で、画面の向きを変更しただけでは出てこない[適用(A)]ボタンは、解像度を変更すると右上に出てきます。
  10. その後は好きなように Fedora 27 をインストールします。

以上が、参考サイト [1] に示されている github サイトにまとめられている手順の内、Fedora をインストールするところまでなのですが、Fedora インストールそのものについては特に述べられていません。そのため、特に問題なくインストールできるであろうと期待していたのですが、インストール最初の、ストレージ領域を設定するところでエラーが出て次へ進めませんでした。

Windows 10 が使用している GPD Pocket のストレージエリアの全領域を削除して再利用しようとしたのですが、何度やってもエラーが出て設定できません。そのスクリーンショットを準備できなかったので、インストール方法を説明しているサイトから画面を借用して赤枠を付けたものを下に示しました。

Fedora 27 のインストール画面 (INSTALLATION SUMMARY)

Fedora のインストールが、こんな最初の段階でつまづいてしまいました。Windows 10 はもう正常に動かないので、すこし焦りが…💦。とりあえず巷で多くのインストール実績がある Ubuntu をインストールすることに方針転換しました。

試行錯誤2: Ubuntu 17.04[失敗]

インストール実績が多数報告されている Ubuntu をインストールしてとにかく安心したかったので、参考サイト [7] から辿った [8] より適当な Ubuntu の iso ファイルをダウンロードして試してみることにしました。下記のサイトからいくつかダウンロードして、Fedora Media Write で USB にブータブルなイメージを作成して使用しました。

https://gpd-iso.dandinoo.com/ubuntu/2017-09-04/

最初は一番タイムスタンプが新しい ubuntu-gnome-17.04-desktop-amd64_gpdpocket_2017-09-04.iso[Ubuntsu 17.04 Gnome 版]、次は ubuntu-17.04-desktop-amd64_gpdpocket_2017-09-04.iso[Ubuntu 17.04 Unity 版]を試しました。

最初のイメージは正常にインストールできたものの、インストール後の起動時に途中で止まってしまいました。

次に試したイメージは、インストールもその後の Ubuntu 起動にも成功しました。とにかく、Ubuntu であればインストールしてて使えるようになることが確認できて、ひと安心をしたかったのですが…。

  • WiFi がつながらない。
    • WiFi はネットワークの選択ができるものの、何度 SSID を入力しても、実際にネットワークに繋がるようにはなりませんでした。
  • ログイン後、画面に設定された解像度が低すぎました。
    • たぶん 800x600 になっていたのではないかと。Unity の 解像度設定の GUI では解像度が低すぎて設定できません。
    • ずいぶん昔は CUI で X の解像度の変更を普通にやっていたはずなのに、すっかり忘れています。さて、どうやるんだっけと調べていたのですが、ふと、この状態(全てのストレージ領域を Ubuntu 用に設定し直した状態のこと)であれば、Fedora のインストーラでもいけるのではないかと思いつきました。

ということで、自分としては、必要とあれば手作業で解像度を変えることができるべきなのに、それをせずに他の方法に逃げるのは敗北感をいっぱい感じるわけなのですが、使い慣れない Ubuntu Unity の環境に見切りをつけ、今一度、Fedora のインストールを試してみることにしました。

なお、ここでは、前々から気になっていた、一次情報のサイトでは触れていない BIOS 設定を、参考サイト [9] に従って設定しました。すなわち、BIOS の [Boot] タブ画面の [Quick Boot] と [Fast Boot] の設定を「Disabled」にしました。

再び Fedora 27 のインストール[成功]

以上の試行錯誤を経て、再び Fedora のインストールを試みたところ、今度は難無くインストールができてしまいました。

参考サイト [1] に示されている github サイトにまとめられている手順に従い、次に進みます。

まず、github サイト のレポジトリにあるスクリプトなどをクローンします。

GPD Pocket で作業する USB メディアを、インターネットが利用できて、git を利用できる PC に挿入し、端末エミュレータ上で次のようにタイプします。

github からクローン
$ mount
sysfs on /sys type sysfs (rw,nosuid,nodev,noexec,relatime,seclabel)
proc on /proc type proc (rw,nosuid,nodev,noexec,relatime)
devtmpfs on /dev type devtmpfs (rw,nosuid,seclabel,size=1957788k,nr_inodes=489447,mode=755)
...
...
/dev/sda1 on /run/media/bitwalk/61E0-8850 type vfat (rw,nosuid,nodev,relatime,uid=1000,gid=1000,fmask=0022,dmask=0022,codepage=437,iocharset=ascii,shortname=mixed,showexec,utf8,flush,errors=remount-ro,uhelper=udisks2)
$ cd /run/media/bitwalk/61E0-8850
$ git clone https://github.com/e-minguez/gpd-pocket-fedora.git
Cloning into 'gpd-pocket-fedora'...
remote: Counting objects: 83, done.
remote: Total 83 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 83
Unpacking objects: 100% (83/83), done.
$ cd ~/
$ umount /run/media/bitwalk/61E0-8850
$ 

クローンしたファイルが保存された USB メディアを、GPD Pocket に挿入して、スクリプトを走らせるわけなのですが、スクリプトは sudo を利用しています。私は Fedora ではずっと su を使ってきたので、Fedora のインストール時に sudo を使えるように設定をしておらず、慌てて参考サイト [10] を従って sudo を自分のアカウントで利用できるようにしました。

fix_wifi.sh の実行
$ mount | grep vfat
/dev/mmcblk0p1 on /boot/efi type vfat (rw,relatime,fmask=0077,dmask=0077,codepage=437,iocharset=ascii,shortname=winnt,errors=remount-ro)
/dev/sda1 on /run/media/bitwalk/61E0-8850 type vfat (rw,nosuid,nodev,relatime,uid=1000,gid=1000,fmask=0022,dmask=0022,codepage=437,iocharset=ascii,shortname=mixed,showexec,utf8,flush,errors=remount-ro,uhelper=udisks2)
$ cd /run/media/bitwalk/61E0-8850
$ ls
gpd-pocket-fedora
$ cd gpd-pocket-fedora
$ ls
LICENSE    basic_network.sh  files          fix_wifi.sh    kernel.sh
README.md  chargerfix.sh     firewalld.sh   gpd_kernel.sh  monitor.sh
alsa.sh    dracut.sh         fix_kernel.sh  grub.sh
$ ls files
HiFi.conf              chtrt5645.conf
brcmfmac4356-pcie.txt  eminguez-gpd-pocket-kernel.repo
$ sh fix_wifi.sh
[sudo] bitwalk のパスワード:
$ 

実行すべき続きはまだ残っているのですが、ネットワークに繋がりさえすれば GPD Pocket を使える範囲は格段に拡がります。早速ネットワークに繋いで、確かにネットワークが利用できることを確認しました。

ネットワーク接続の確認
$ ip addr
1: lo:  mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 ::1/128 scope host 
       valid_lft forever preferred_lft forever
3: wlp1s0:  mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
    link/ether b0:f1:ec:ed:22:22 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 192.168.1.6/24 brd 192.168.1.255 scope global dynamic wlp1s0
       valid_lft 85537sec preferred_lft 85537sec
    inet6 fe80::3213:19a2:8430:215a/64 scope link 
       valid_lft forever preferred_lft forever
$ ping 192.168.1.1
PING 192.168.1.1 (192.168.1.1) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=1 ttl=64 time=69.8 ms
64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=2 ttl=64 time=4.44 ms
64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=3 ttl=64 time=3.83 ms
64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=4 ttl=64 time=4.17 ms
64 bytes from 192.168.1.1: icmp_seq=5 ttl=64 time=4.16 ms
^C
--- 192.168.1.1 ping statistics ---
5 packets transmitted, 5 received, 0% packet loss, time 4006ms
rtt min/avg/max/mdev = 3.830/17.290/69.837/26.274 ms
$

ざっと機能確認

ネットワークが使えるようになったのと、使っている最中にいわゆるビープ音がなったので、他も使えるかざっと確認しました。Bluetooth もタッチスクリーンも一応機能しているようでした。マウスは時として使うことがるので必須ですが Bluetooth が使えるのであれば USB ポートを節約できるので、自分の場合は電池の持ちがやや短くとも、必ず Bluetooth マウスを使うようにしています。

  1. WiFi ✔
  2. Bluetooth ✔
  3. オーディオ関係 ✔
  4. タッチスクリーン ✔

もう少し調査しました。

ディスプレイの輝度とボリューム

Gnome のデスクトップ画面で調節できるディスプレイの輝度とボリュームの調整は機能するようです。

サウンド

サウンドについてはイヤフォンジャックに挿したヘッドフォンで音楽が聴ければ十分なのですが、品質はさておき、そのぐらいは機能しています。

サウンドの設定状況

Bluetooth

二種類の Bluetooth マウスで確認した限りでは、ペアリングに成功し利用できました。

Bluetooth デバイスの接続状況

ファイルシステム

ファイルシステムの容量を確認すると、ルート領域 / に約 49GB、ユーザ領域 /home に約 57GB が確保されています。

ファイルシステムの容量
$ df -h
ファイルシス            サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
devtmpfs                  3.9G     0  3.9G    0% /dev
tmpfs                     3.9G     0  3.9G    0% /dev/shm
tmpfs                     3.9G  2.1M  3.9G    1% /run
tmpfs                     3.9G     0  3.9G    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/fedora-root    49G  6.8G   40G   15% /
tmpfs                     3.9G  152K  3.9G    1% /tmp
/dev/mmcblk0p2            976M  185M  725M   21% /boot
/dev/mmcblk0p1            200M   18M  183M    9% /boot/efi
/dev/mapper/fedora-home    57G  756M   53G    2% /home
tmpfs                     789M   20K  789M    1% /run/user/42
tmpfs                     789M   24M  766M    3% /run/user/1000
$ 

スワップ領域

スワップ領域には、メモリとほぼ同じ 7.9GB が割り当てられています。

メモリの使用状況
$ free -h
              total        used        free      shared  buff/cache   available
Mem:           7.7G        1.4G        3.8G        905M        2.5G        5.1G
Swap:          7.8G          0B        7.8G
$ 

X インプットデバイス

タッチスクリーンは実際に使えているのですが、念の為確認。

Xインプトデバイス一覧
$ xinput --list
⎡ Virtual core pointer                     id=2 [master pointer  (3)]
⎜   ↳ Virtual core XTEST pointer               id=4 [slave  pointer  (2)]
⎜   ↳ xwayland-pointer:13                      id=6 [slave  pointer  (2)]
⎜   ↳ xwayland-relative-pointer:13             id=7 [slave  pointer  (2)]
⎜   ↳ xwayland-touch:13                        id=9 [slave  pointer  (2)]
⎣ Virtual core keyboard                    id=3 [master keyboard (2)]
    ↳ Virtual core XTEST keyboard              id=5 [slave  keyboard (3)]
    ↳ xwayland-keyboard:13                     id=8 [slave  keyboard (3)]
$ 

その他

GPD Pocket に搭載されている Atom x7-Z8750 は 4 コアの CPU ですので、それぞれのコアの負荷量を見ようと htop をインストールしました。

htop の実行例

残りの処理

実は WiFi の他にこれだけのスクリプトの処理が残っています。

  1. alsa.sh
  2. chargerfix.sh
  3. dracut.sh
  4. firewalld.sh
  5. fix_kernel.sh
  6. grub.sh
  7. monitor.sh
  8. kernel.sh

とりあえず動いたので、なんだか他のスクリプトの必要性がちょっと薄れた感があるのですが、でもスクリプトが用意されているのは、標準のディストリビューションでは対応できない問題があるためです。ひとつひとつスクリプトの内容を理解できる範囲で確認して、順次実行していきます。

補足

その後、思い切って残りのスクリプトの処理をしてしまいました。

残りのスクリプトの処理
$ cd gpd-pocket-fedora
$ ls
LICENSE    basic_network.sh  files          fix_wifi.sh    kernel.sh
README.md  chargerfix.sh     firewalld.sh   gpd_kernel.sh  monitor.sh
alsa.sh    dracut.sh         fix_kernel.sh  grub.sh
$ sh alsa.sh
[sudo] bitwalk のパスワード:
realtime-scheduling = no
--2018-02-26 18:34:27--  https://fedorapeople.org/~jwrdegoede/chtrt5645/HiFi.conf
fedorapeople.org (fedorapeople.org) をDNSに問いあわせています... 152.19.134.199
fedorapeople.org (fedorapeople.org)|152.19.134.199|:443 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 10730 (10K) [text/plain]
`/usr/share/alsa/ucm/chtrt5645/HiFi.conf' に保存中

/usr/share/alsa/ucm 100%[===================>]  10.48K  --.-KB/s 時間 0.01s    

2018-02-26 18:34:29 (710 KB/s) - `/usr/share/alsa/ucm/chtrt5645/HiFi.conf' へ保存完了 [10730/10730]

--2018-02-26 18:34:29--  https://fedorapeople.org/~jwrdegoede/chtrt5645/chtrt5645.conf
fedorapeople.org (fedorapeople.org) をDNSに問いあわせています... 152.19.134.199
fedorapeople.org (fedorapeople.org)|152.19.134.199|:443 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 96 [text/plain]
`/usr/share/alsa/ucm/chtrt5645/chtrt5645.conf' に保存中

/usr/share/alsa/ucm 100%[===================>]      96  --.-KB/s 時間 0s       

2018-02-26 18:34:30 (681 KB/s) - `/usr/share/alsa/ucm/chtrt5645/chtrt5645.conf' へ保存完了 [96/96]
$ sh chargerfix.sh
$ sh dracut.sh
add_drivers+="pwm-lpss pwm-lpss-platform i915"
dracut_rescue_images="no"
Run:
sudo dracut -f /boot/initramfs-4.15.4-300.fc27.x86_64.img 4.15.4-300.fc27.x86_64
After booting the new kernel
$ sh firewalld.sh
$ sh fix_kernel.sh
$ sh grub.sh
Generating grub configuration file ...
Found linux image: /boot/vmlinuz-4.15.4-300.fc27.x86_64
Found initrd image: /boot/initramfs-4.15.4-300.fc27.x86_64.img
Found linux image: /boot/vmlinuz-4.15.3-300.fc27.x86_64
Found initrd image: /boot/initramfs-4.15.3-300.fc27.x86_64.img
Found linux image: /boot/vmlinuz-4.13.9-300.fc27.x86_64
Found initrd image: /boot/initramfs-4.13.9-300.fc27.x86_64.img
done
Menu entry not specified.
Usage: grub2-set-default [OPTION] MENU_ENTRY
Set the default boot menu entry for GRUB.
This requires setting GRUB_DEFAULT=saved in /etc/default/grub.

  -h, --help              print this message and exit
  -V, --version           print the version information and exit
  --boot-directory=DIR    expect GRUB images under the directory DIR/grub2
                          instead of the /boot/grub2 directory

MENU_ENTRY is a number, a menu item title or a menu item identifier.

Report bugs to .
$ sh monitor.sh
$ sh kernel.sh
57 files removed
Importing GPG key 0x47728D24:
 Userid     : "https://packagecloud.io/eminguez/gpd-pocket-kernel (https://packagecloud.io/docs#gpg_signing) "
 Fingerprint: D826 4A8D FE1F EE09 909F E5E5 3C4A C3A9 4772 8D24
 From       : https://packagecloud.io/eminguez/gpd-pocket-kernel/gpgkey
eminguez_gpd-pocket-kernel                       14 kB/s | 217 kB     00:15    
Fedora 27 - x86_64 - Updates                    1.1 MB/s |  19 MB     00:17    
Fedora 27 - x86_64                              741 kB/s |  58 MB     01:20    
google-chrome                                    42 kB/s | 3.7 kB     00:00    
RPM Fusion for Fedora 27 - Free - Updates        21 kB/s | 291 kB     00:13    
RPM Fusion for Fedora 27 - Free                  33 kB/s | 717 kB     00:21    
RPM Fusion for Fedora 27 - Nonfree - Updates     74 kB/s |  30 kB     00:00    
RPM Fusion for Fedora 27 - Nonfree              138 kB/s | 163 kB     00:01    
メタデータの期限切れの確認は、0:00:00 時間前の 2018年02月26日 17時42分27秒 に実施しました。
依存性が解決されました。
================================================================================
 パッケージ           アーキテクチャ
                             バージョン        リポジトリ                 サイズ
================================================================================
インストール:
 kernel               x86_64 4.16.0_rc2_20221132d193_gpd_custom-11
                                               eminguez_gpd-pocket-kernel  62 M
削除:
 kernel               x86_64 4.13.9-300.fc27   @anaconda                    0  
 kernel               x86_64 4.15.3-300.fc27   @updates                     0  
 kernel-core          x86_64 4.13.9-300.fc27   @anaconda                   55 M
Removing dependent packages:
 kernel-modules       x86_64 4.13.9-300.fc27   @anaconda                   24 M
 kernel-modules-extra x86_64 4.13.9-300.fc27   @anaconda                  2.0 M

トランザクションの要約
================================================================================
インストール  1 パッケージ
削除          5 パッケージ

総ダウンロードサイズ: 62 M
パッケージをダウンロードしています:
kernel-4.16.0_rc2_20221132d193_gpd_custom-11.x8 1.6 MB/s |  62 MB     00:40    
--------------------------------------------------------------------------------
合計                                            1.6 MB/s |  62 MB     00:40     
トランザクションの確認を実行中...
トランザクションの確認に成功しました。
トランザクションのテストを実行中...
トランザクションのテストに成功しました。
トランザクションを実行中...
  準備中           :                                                        1/1 
  インストール     : kernel-4.16.0_rc2_20221132d193_gpd_custom-11.x86_64    1/6 
  Running scriptlet: kernel-4.16.0_rc2_20221132d193_gpd_custom-11.x86_64    1/6 
cat: write error: Broken pipe
  削除中           : kernel-4.13.9-300.fc27.x86_64                          2/6 
  Running scriptlet: kernel-4.13.9-300.fc27.x86_64                          2/6 
  削除中           : kernel-4.15.3-300.fc27.x86_64                          3/6 
  Running scriptlet: kernel-4.15.3-300.fc27.x86_64                          3/6 
  削除中           : kernel-modules-extra-4.13.9-300.fc27.x86_64            4/6 
  Running scriptlet: kernel-modules-extra-4.13.9-300.fc27.x86_64            4/6 
  削除中           : kernel-modules-4.13.9-300.fc27.x86_64                  5/6 
  Running scriptlet: kernel-modules-4.13.9-300.fc27.x86_64                  5/6 
  Running scriptlet: kernel-core-4.13.9-300.fc27.x86_64                     6/6 
  削除中           : kernel-core-4.13.9-300.fc27.x86_64                     6/6 
  検証中           : kernel-4.16.0_rc2_20221132d193_gpd_custom-11.x86_64    1/6 
  検証中           : kernel-4.13.9-300.fc27.x86_64                          2/6 
  検証中           : kernel-4.15.3-300.fc27.x86_64                          3/6 
  検証中           : kernel-core-4.13.9-300.fc27.x86_64                     4/6 
  検証中           : kernel-modules-4.13.9-300.fc27.x86_64                  5/6 
  検証中           : kernel-modules-extra-4.13.9-300.fc27.x86_64            6/6 

削除しました:
  kernel.x86_64 4.13.9-300.fc27                                                 
  kernel.x86_64 4.15.3-300.fc27                                                 
  kernel-core.x86_64 4.13.9-300.fc27                                            
  kernel-modules.x86_64 4.13.9-300.fc27                                         
  kernel-modules-extra.x86_64 4.13.9-300.fc27                                   

インストール済み:
  kernel.x86_64 4.16.0_rc2_20221132d193_gpd_custom-11                           

完了しました!
$ sudo reboot

再起動後、ログイン画面の向きが横向きから(回転された)正常の向きになりました。さらにログイン後の画面のフォントのサイズ(あるいはDPI?)が変更され、わざわざ大きなフォントに設定しなくとも程良い大きさで表示されるようになっていました。そのため、見やすくするために大きなフォントやカーソルに設定したのを元に戻さなければなりませんでした。

全スクリプトを実行して再起動、ログイン後の画面(例)

スクリプトを読めば、たぶんほとんどが RPM パッケージに出来ると思うので、今後、少しずつ作って公開していこうと考えています。先人の努力に感謝です。

雑感

子供の頃…と言っても、もう高校生でしたが、通学時に通る文具店のショー・ウィンドウに陳列されていた BASIC でプログラミングができるポケットコンピュータ(ポケコン)SHARP PC-1211 を羨望をもって欲しい欲しいと思っていたことが、コンピュータの世界へ足を踏み入れるきっかけになったのだと、懐かしく思い出します [11]。当時の価格は 43,000円でした。電卓以上の利用価値を具体的にイメージできない、でも何か凄い面白いことが出来そうだと漠然と感じていた段階で買うにしては、ずいぶん高価で手が出ませんでした。

それでも、「プログラミング」なるものに触れてみたいという欲求を抑えることができず、BASIC は使えないが 256 ステップのプログラムが組めるカシオのプログラム電卓 FX-502P を購入しました。当時の価格は 24,800円で、高性能とは言え、電卓を買う費用としては高価ではありました。その後つぎつぎと新機種が発売されたポケコンでしたが、自分はパーソナルコンピュータの世界へ昇格できたので、ついにポケコンを一度も使うことなく「憧れ」で終わってしまいました。

それから数十年経ってテクノロジーは目まぐるしい進歩を遂げました。そんな中で、形を変えて GPD Pocket が、当時のポケコンへの「憧れ」を叶えてくれた、そんな風に感じます。

なぜかスマートフォンではそういう感覚を持てません。スマートフォンは必需品ではあるけれど、使い方がどちらかというえば受動的で、出来合のアプリを使っているだけと感じています。これに対し、パソコンは自分にとってプログラミングをする「道具」である割合が大きく、より能動的に使っているという自覚があります。それがこんな小さな筐体に収まっていることで、かつて憧れたポケコンを彷彿とさせるワクワク感に繋がっているのだと思います。

ひさしぶりにワクワクした気分でこのガジェットに熱中できそうです。

参考サイト

  1. Fedora 27 scripts : GPDPocket
  2. Unlocked GPD Pocket BIOS : GPDPocket
  3. GPD Pocket 誰でもかんたんにできる BIOSアップデートの手順 | ガジェシス
  4. 「GPD Pocket」の熱対策は効果あり!最適なグリス選びとサーマルパッドを貼りつける! - とんちき録
  5. Modding GPD Pocket's cooling, now with pictures. : GPDPocket
  6. My Unlocked BIOS working settings (DPTF limit increased/DDR3 1600) : GPDPocket
  7. Linux on GPD Pocket : GPDPocket
  8. Ubuntu for GPD Pocket | Ubuntu for GPD Pocket
  9. [GPD Pocket]GPDPocket向けにUbuntu系ディストリビューションをリビルドできるツール – BOOLEE STREET.net
  10. CentOSやFedoraでsudoを使えるようにする方法 | Linux Fan
  11. bitWalk's: FX-502P の思い出と格安 PC [2016-05-29]

 

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