2016-10-30

HP Stream 11-y000 について

HP Stream 11 の広告が目に付いたので、まだ(HP Stream 11-r000 を)販売していたのかと訝しんでクリックしてサイトを見てみると、なんと新しいモデルでした [1]。今年 3 月に買った低価格帯の PC、HP Stream 11-r000 の後継モデルのようです [2]。なんと言っても今回は 4GB のモデルがあるのが魅力です。

Intel のモバイル向け SoC 事業撤退により [3]、こういった低価格 PC の市場は縮小していくと思っていました。ですから、もう PC 製造大手は、新しい製品をこういう低価格帯には投入しないだろうと、そういったニュースに注意をしていませんでしたが、9 月に後継の製品がリリースされていたのでした [4]

製品レビューも既にいくつか出ていましたので、参考サイトにそのうちのいくつかを紹介しておきました [5][6]

出張が多い仕事なので、会社のノート PC の他に Linux (Fedora) をインストールした HP Stream 11-r000 も携えて利用しており、少々動作が遅いことに慣れてしまえば、それなりに快適に使えてしまうものです。また、2GB のメモリしかなくとも、それなりに使えています。新しい Stream 11-y000 はまだ Amazon.jp には出品されていないようですが、魅力的な値段で出品されれば 4GB モデルを買ってしまうような気がします。悩ましい…。💻安物買いの銭失いにならないようにしないと。

参考サイト

  1. HP Stream 11-y000 製品詳細・スペック - ノートパソコン・PC通販 | 日本HP
  2. bitWalk's: HP Stream 11 に Fedora 23 をインストール [2016-03-27]
  3. Atomシリーズを終了:Intel、モバイル向けSoC事業を廃止 (1/3) - EE Times Japan [2006-06-06]
  4. 日本HP、3万を切る10時間超駆動の11.6型モバイル「HP Stream 11-y000」 - PC Watch [2016-09-15]
  5. HP Stream 11-y000自腹レビュー(外観編) 税別2万7700円の激安ノートPCの使い勝手を検証する – こまめブログ [2016-09-29]
  6. HP Stream 11-y000 の特徴&簡易レビュー OneDrive 100GBが付属!性能向上した11.6型モバイルノート - prototype [2016-10-04]

 

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2016-10-29

【備忘録】Debian と R

S という AT&T ベル研究所が開発した統計解析用の言語のことを知らなくとも、S 言語を参考に(アルファベット順で S の前の字 R を言語名にした)オープンソースなプロジェクトで開発された R の方はよく知られるようになり、昨今では大きな書店で R の関連書籍をよく見かけるようになりました。

私は、統計解析をする必要に迫られることが多いので、自宅の Linux PC にはもちろんのこと、会社の Windows PC にも R をインストールして使っています。会社の PC の場合は、予算の確保をして IT 部門の管理下で商用の統計解析ソフトをインストールするのがスジなのですが、そういうことをする手間をかけずにオープンソース系のソフトウェアを勝手にインストールして使っている不良社員になってしまっています。💦

Debian に R をインストール

R に限りませんが、一文字の名称は検索するときに絞り込みに手間取り、なかなか検索目標に辿り着けずに戸惑うことがままあります。最近使い始めた Debian に R をインストールする時にも、試行錯誤を繰り返してしまいました。辿り着いた結論は、キーワード r-base を使えば良いということでした。

今回は GUI 「パッケージ」(gpk-application) で R をインストールしました。ちなみにコマンドラインの場合は下記のようになりますが、検索結果が結構出てきてしまいます。

$ apt-cache search r-base
libace-flreactor-6.2.8 - ACE-GUI reactor integration for FLTK
libace-foxreactor-6.2.8 - ACE-GUI reactor integration for FOX
libace-qtreactor-6.2.8 - ACE-GUI reactor integration for Qt
libace-tkreactor-6.2.8 - ACE-GUI reactor integration for Tk
libace-xtreactor-6.2.8 - ACE-GUI reactor integration for Xt
...
...
...
r-base - GNU R 統計計算・グラフィックスシステム
r-base-core-dbg - GNU R - 統計処理言語および環境のデバッグシンボル
r-base-dev - GNU R - 補助的な GNU R パッケージのインストール用パッケージ
$ 

RStudio をインストール

RStudio は R の統合開発環境 (IDE) です。RStudio は R のプログラム開発になくてはならないツールとなってしまったので、deb パッケージをダウンロードしてインストールします [1]。ローカルディスクに保存した deb ファイルをインストールするには、get-apt ではなく、dkpg を使います。

# dpkg -i rstudio-0.99.903-amd64.deb
以前に未選択のパッケージ rstudio を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 169101 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
rstudio-0.99.903-amd64.deb を展開する準備をしています ...
rstudio (0.99.903) を展開しています...
rstudio (0.99.903) を設定しています ...
shared-mime-info (1.3-1) のトリガを処理しています ...
hicolor-icon-theme (0.13-1) のトリガを処理しています ...
desktop-file-utils (0.22-1) のトリガを処理しています ...
gnome-menus (3.13.3-6) のトリガを処理しています ...
mime-support (3.58) のトリガを処理しています ...
# 

RStudio を起動して、R が使用できることを確認します。

参考サイト

  1. Download RStudio – RStudio

 

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2016-10-22

【備忘録】apt-get の使い方

Debian を使いはじめるにあたって、まずはインストールパッケージを操作するコマンドを覚えることにしました。

もちろん、いまどきの GNOME デスクトップ環境では、GUI でパッケージの管理ができるようになっており、コマンドを覚えなくともそれほどの不自由はありません。しかし、ゆくゆくは自分で Debian にインストールできる deb パッケージを作成できるようになるためには、コマンドをある程度覚えていく必要があります。

そこで、最初におぼえる Debian に関係するコマンドは apt-get にしました。apt-get は、APT (Advanced Package Tool) を利用してパッケージを操作するコマンドラインツールです。

Synopsis

apt-get [options] [-o config=string] [-c=cfgfile] command [pkg]

Commands

主なコマンドは以下のとおりです。

コマンド説  明
updateパッケージインデックスを更新します。更新先は /etc/apt/sources.list になります。
upgradeシステムにインストールされているパッケージを最新バージョンにします。
dist-upgradeディストリビューションのアップグレード時に利用します。
install pkg(s)一つあるいは複数の指定したパッケージ pkg(s) をインストールします。
remove pkg(s)一つあるいは複数の指定したパッケージ pkg(s) を削除します。

Fedora で採用されている rpm パッケージを操作する dnf と使い方がなんとなく似ています。

パッケージを検索するコマンドがありませんが、検索には apt-cache search keyword を使うようです。

Options

主なオプションをまとめました。

オプション説  明
-d, --download-onlyパッケージのダウンロードのみを行います。展開・インストールは行いません。
-f, --fix-brokenパッケージの依存性がおかしくなった場合、その修復を試みます。
-m, --ignore-missing, --fix-missingインストールに必要なパッケージが欠落していても無視します。
-q, --quiet進捗状況を表示しません。
-s, --simulate, --just-print,
--dry-run, --recon, --no-act
何も処理せずに動作をシミュレーションします。
-y, --yes, --assume-yesインタラクティブに yes と入力すべきところを自動で処理します。
-u, --show-upgradedアップデートするパッケージの一覧を表示します。

実行例

$ su
パスワード:
# apt-get update
ヒット http://security.debian.org jessie/updates InRelease                     
ヒット http://security.debian.org jessie/updates/main Sources                  
ヒット http://security.debian.org jessie/updates/main amd64 Packages           
ヒット http://security.debian.org jessie/updates/main Translation-en           
無視 http://ftp.jp.debian.org jessie InRelease                                 
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie-updates InRelease
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie Release.gpg        
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie Release            
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie-updates/main Sources
取得:1 http://ftp.jp.debian.org jessie-updates/main amd64 Packages/DiffIndex [5,440 B]
取得:2 http://ftp.jp.debian.org jessie-updates/main Translation-en/DiffIndex [2,704 B]
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie/main Sources
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie/main amd64 Packages
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie/main Translation-ja
ヒット http://ftp.jp.debian.org jessie/main Translation-en
8,144 B を 4秒 で取得しました (2,000 B/s)       
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
# 

参考サイト

  1. apt-get(8) - Linux man page

 

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2016-10-21

Java SEが脆弱性を修正、Oracleが定例パッチ公開

Oracle は 10 月 18 日(米国時間)、四半期ごとに提供しているセキュリティアップデート Critical Patch Update(CPU)を公開しました。Java SE JDK/JREでは 8 Update 111 (8u111)、CPU での脆弱性修正に加えて、バグの修正も含んだパッチセットアップデート 8 Update 112 (8u112) も公開されています。

なお NetBeans IDE 8.2 もリリースされていました。

参考サイト

  1. Java SEが脆弱性を修正、Oracleが定例パッチ公開 -INTERNET Watch
  2. Java SE Development Kit 8 - Downloads
  3. NetBeans IDE ダウンロード

 

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2016-10-19

Debian 8.6 を試す

Debian Project は、フリー なオペレーティングシステムを作成するために連携した個人の集団です。 このプロジェクトで作成されたオペレーティングシステムは Debian と呼ばれています。

Debian は 歴史が長く保守的な Linux ディストリビューションの Debian GNU/Linux が最もよく知られています。Linux 以外にも GNU Hurd、NetBSD、FreeBSD のような他のカーネルのための移植版を提供する計画もあります。このうち、FreeBSD に関しては、Debian 6.0 リリースよりテクノロジープレビューとしてリリースされました (kFreeBSD) [1]

私は、Slackware から Linux を始めて、Red Hat Linux 3(当時のインストールメディアは 3.5 インチのフロッピーディスク!)の頃から RPM 系の Linux を中心にずっと愛用してきました。今更ではありますが、deb パッケージに付いても知りたくなり、Debian をインストールしてみることにしました。

Debian から派生した Linux ディストリビューションの Ubuntu については、インストールテストを過去に何回か実施しましたが、元祖である Debian については一度もインストール経験がありませんでした。

Debian は保守的なパッケージで、そのため非常に安定しているディストリビューションという評判でしたが、新しい機能をどんどん試してみたいと思っていた自分にとって、却って、新鮮味に乏しく感じて遠い存在にしてしまっていたように思います。

最近は格安ノート PC へ Fedora をインストールて、それを使うようになったため、すっかり使用頻度が減った古いデスクトップ PC へ Debian をインストールすることにしました。9 年近く前に ドスパラで購入した AMD の 64bit 2 core の CPU (Athlon X2)、8GB のメモリを積んだ年代ものです。

Debian プロジェクトのサイト [2] の右上、「Debian 8.6(32 / 64 ビット PC Netinst インストーラ)のダウンロード」をクリックしてインストーラの iso イメージをダウンロードして、Brasero で CD-R に焼いて、それを使用しました。

インストールは難無く終了し、GNOME のデスクトップ環境が使えるようになりました。この PC の場合、Fedora では GNOME のデスクトップ環境を正常に使えなかったので不思議です。この Debian のインストールでは、念の為、複数のデスクトップ環境をインストールしたのですが杞憂に終わりました。この PC は、壊れて使えなくなるまで Debian を使い続けてみようと考えています。

今後、本ブログで Debian 関係の記事も扱って行く予定です。

参考サイト

  1. Debian - Wikipedia
  2. Debian -- ユニバーサルオペレーティングシステム

 

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2016-10-15

Fedora 25 と Unicode 絵文字

Fedora 25 では絵文字が使えるようになるらしいと、以前のブログ記事で紹介しました [1]。11 月 11 日(米国時間)にリリースされるβ版を待ちきれず、先週末に 2 台のノート PC (Fedora 24) に対して Fedora 25 アルファ版へのアップグレードを実施しました [2]。そのうち片方の PC に絵文字が使える設定を行いましたので、設定について紹介します。

使用環境は以下のとおりです。

  • OS: Fedora 25 beta (x86_64)
  • 関連パッケージ
    • ibus-uniemoji-0.5.0-2.fc25.noarch
    • google-noto-emoji-fonts-20160406-5.fc25.noarch
    • google-android-emoji-fonts-1.01-0.5.20120228git.fc24.noarch

なお、google-android-emoji-fonts-1.01-0.5.20120228git.fc24.noarch は、Fedora 25 へアップグレードした際にインストールされていました。また、google-noto-emoji-fonts-20160406-5.fc25.noarch をインストールする必要はないかもしれません。

ibus-uniemoji-0.5.0-2.fc25.noarch をインストールした後、再起動してから Region & Language の設定を以下のようにしました。

Windows キーとスペースキーを押下すると以下の画面が現れるので、入力メソッドが三種類あることを確認できます。

uniemoji を選択すると、様々な絵文字がアルファベットで選択できます。

日本語 (Mozc) を選んだ場合でも、「えもじ」と入力して変換すると絵文字などの一覧が出ますし、参考資料 [3] で紹介されている読みを変換しても絵文字へ変換できるようです。

実は、絵文字が Unicode で定義されていることを、この件で初めて知りました [4]

参考サイト

  1. bitWalk's: 今度の Fedora 25 では絵文字が使えるらしい [2016-09-30]
  2. bitWalk's: Fedora 25 アルファ版へアップグレード [2016-10-09]
  3. 【Google日本語入力】で出せるUnicode絵文字とひらがなの対応表
  4. Unicode6.0の携帯電話の絵文字の一覧 - Wikipedia

 

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2016-10-09

Fedora 25 アルファ版へアップグレード

10 月 11 日、そう、もうじきリリースされる予定の Fedora 25 のベータ版ですが、その日は平日ですので、実際にアップグレードできるのは今度の週末になってしまうことでしょう。ならば、今、アルファ版へアップグレードしてしまえば、そのままベータ版、正式版へアップグレードされていくので、思い切ってアップグレードしてしまいました。

Fedora 24 から 25(アルファ版)へは以下の手順でアップグレードしました。

$ su
パスワード:
# dnf update --refresh

# dnf install dnf-plugin-system-upgrade

# dnf system-upgrade download --releasever=25

# dnf system-upgrade reboot

今回のアップグレードはインストールしてあったパッケージが多かったのか、数時間掛かりました。休日にアップグレードを実施して、やはり正解でした。

Fedora 25 の新しい機能などについては別記事でレポートしていきます。

参考サイト

  1. bitWalk's: Fedora 24 アルファ版へアップグレード (2016-03-31)

 

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2016-10-03

ReactOS 0.4.2 を試す

ReactOS は、Microsoft Windows NT 系とアプリケーション及びドライバに於けるバイナリ互換性を目指すオープンソースなオペレーティングシステムです [1]

ReactOS 0.4.2 がリリースされたのは 8 月 16 日 [2]。しばらく時間が経ってしまいましたが、一度は確認しておく必要があると思い、今回は GNOME Boxes 上で実行してみました。

動作環境は次の通りです。

  • OS: Fedora 24 (x86_64)
  • GNOME Boxes: gnome-boxes-3.20.2-4.fc24.x86_64

予め、ReactOS-0.4.2-live.zip を参考サイト [3] からダウンロードして ReactOS-0.4.2-live.iso に展開しておきます。

GNOME boxes を起動して、メニューバーの「新規(N)」をクリック、「ファイルを選択する(S)」ボタンをクリックして、予めダウンロード・展開しておいた iso ファイルを読み込みます。

新しいボックスの作成はデフォルトの条件のままとし、右上の「作成(R)」ボタンをクリックします。すると、ReactOS の起動プロセスがスタートします。ここでは「LiveCD (Debug)」を選択しました。Language と Keyboard layout の設定画面では、Keyboard layout のみ Japanese を選択しました。

ここでは「Run ReactOS Live CD」ボタンをクリックし ReactOS を実際にはインストールせずにメモリ上に試しで OS を起動します。ほどなくして、ReactOS のデスクトップ画面が表示されます。コントロールパネルを開いて設定を確認してみました。

少し使ってみた限りでは、機能が豊富になり、かつ安定して動作するという印象を受けました。ただ、日本語環境に設定を変更すると正常に文字が表示されなかったのが残念な点です。日本語が全然使えないとさすがに不自由しますが、ここさえクリアできれば、古い PC に実際にインストールして評価用に使ってみるのもいいかもしれないと思わせる出来です。Windows NT のコンセプトを継承するオープンな互換 OS として安定して利用できるよう完成度を高めていって欲しいと思います。

参考サイト

  1. Front Page | ReactOS Project
  2. Windows互換のOS環境「ReactOS 0.4.2」が公開 | OSDN Magazine [2016/08/22]
  3. ReactOS - Browse /ReactOS/0.4.2 at SourceForge.net

 

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2016-10-02

sqlite3 のコマンド

SQLite は、パブリックドメインの軽量な関係データベース管理システム (RDBMS) です。他の多くの RDBMS がクライアント・サーバシステムで使用されるデータベースエンジンであるのに対し、SQLite はそうはなく、アプリケーションに組み込んで利用されます。Wikipedia の英語サイトの SQLite にある Notable users を見ると、意外と多くのアプリケーション、システムで SQLite が利用されていることに驚かされます。

そんな SQLite を扱う必要が出てきました。Java か Python から SQLite のデータベースへアクセスすることを想定していますが、なにかとデータベースの中身を確認したりする必要が出てくると考えられますので、SQLite というデータベースの特徴がどんなものかをまとめる前に、まずは SQLite に付属している、スタンドアロンのコマンドライン・プログラム sqlite3 で利用できるコマンドを確認しました。

動作環境は次の通りです。

  • OS: Fedora 24 (x86_64)
  • SQLite: sqlite-3.13.0-1.fc24.x86_64

端末エミュレータを起動して sqlite3 と入力して SQLite のコマンドライン・プログラムを実行します。.help を入力すれば用法(のヒント)が表示されるとあるので、その通りにやってみました。

$ sqlite3
SQLite version 3.13.0 2016-05-18 10:57:30
Enter ".help" for usage hints.
Connected to a transient in-memory database.
Use ".open FILENAME" to reopen on a persistent database.
sqlite> .help
.auth ON|OFF           Show authorizer callbacks
.backup ?DB? FILE      Backup DB (default "main") to FILE
.bail on|off           Stop after hitting an error.  Default OFF
.binary on|off         Turn binary output on or off.  Default OFF
.changes on|off        Show number of rows changed by SQL
.clone NEWDB           Clone data into NEWDB from the existing database
.databases             List names and files of attached databases
.dbinfo ?DB?           Show status information about the database
...
...

コマンドの一覧がズラッと出てきますが、このままではなんだか使いづらいので、翻訳も兼ねて以下にまとめてみました。ただし、機能がよく判らなかったり確認できないものは無理して翻訳をせずにそのままにしてあります。ただし、後になって確認ができたものは、翻訳を加える可能性がありますので予めご了承ください。

sqlite3 のコマンド
Command Description
.auth ON|OFF Show authorizer callbacks
.backup ?DB? FILE データベース DB(デフォルトは "main")を FILE へバックアップ。
.bail on|off Stop after hitting an error. Default OFF
.binary on|off Turn binary output on or off. Default OFF
.changes on|off Show number of rows changed by SQL
.clone NEWDB Clone data into NEWDB from the existing database
.databases アタッチしているデータベースのテーブル名とファイル名を表示。
.dbinfo ?DB? データベースの現在の情報を表示。
.dump ?TABLE? ... SQL 形式のテキストフォーマットでデータベースをダンプ。TABLE が指定されていれば、TABLE にマッチングするテーブルのみ。
.echo on|off コマンドエコーを ON あるいは OFF へ切り替え。
.eqp on|off|full Enable or disable automatic EXPLAIN QUERY PLAN
.exit 本プログラムを終了。
.explain ?on|off|auto? Turn EXPLAIN output mode on or off or to automatic
.fullschema ?--indent? テーブルのスキーマと sqlite stat table の内容を表示。--indent を追加することで表示を整形。
.headers on|off ヘッダー表示の有無を切り替え。
.help ヘルプを表示。
.import FILE TABLE ファイル FILE のデータをテーブル TABLE にインポート。
.indexes ?TABLE? インデックスの一覧を表示。TABLE が指定されていれば、TABLE にマッチングするテーブルのインデックスのみ。
.limit ?LIMIT? ?VAL? Display or change the value of an SQLITE_LIMIT
.load FILE ?ENTRY? Load an extension library
.log FILE|off Turn logging on or off. FILE can be stderr/stdout
.mode MODE ?TABLE? 出力モードを以下のいずれかの MODE に設定。TABLE が指定されていれば、TABLE にマッチングするテーブルのみ。
ascii Columns/rows delimited by 0x1F and 0x1E
csv Comma-separated values
column Left-aligned columns. (See .width)
html HTML <table> code
insert SQL insert statements for TABLE
line One value per line
list Values delimited by .separator strings
tabs Tab-separated values
tcl TCL list elements
.nullvalue STRING NULL の代わりに STRING を使う。
.once FILENAME Output for the next SQL command only to FILENAME
.open ?FILENAME? 現在のデータベースを閉じて FILENAME を開く。FILENAME の指定が無い場合は、現在のデータベースを閉じるのみ。
.output ?FILENAME? 出力先を FILENAME あるいは標準出力 stdout に設定。
.print STRING... 文字リテラル STRING... を出力。
.prompt MAIN CONTINUE 標準のプロンプトを MAIN CONTINUE へ変更。
.quit 本プログラムを終了。.exit と同じ。
.read FILENAME FILENAME の SQL を実行。
.restore ?DB? FILE バックアップした FILE から DB(デフォルトは "main")へデータベースの内容をレストア(復元)。
.save FILE Write in-memory database into FILE
.scanstats on|off Turn sqlite3_stmt_scanstatus() metrics on or off
.schema ?PATTERN? テーブルのスキーマ(CREATE 文)を表示。PATTERN が指定されていればマッチングした内容のみ。--indent を追加することで表示を整形。
.separator COL ?ROW? 出力モードと .import コマンドにおいて、カラムの区切り文字を COL に、オプションで行(レコード)の区切り文字を ROW へ変更
.shell CMD ARGS... システムシェルのコマンド CMD ARGS... を実行。
.show 様々な設定の現在の値を表示。
.stats ?on|off? Show stats or turn stats on or off
.system CMD ARGS... システムシェルのコマンド CMD ARGS... を実行。.shell コマンドと同じ。
.tables ?TABLE? テーブル名の一覧を表示。TABLE が指定されていれば、TABLE にマッチングするテーブルのみ。
.timeout MS Try opening locked tables for MS milliseconds
.timer on|off Turn SQL timer on or off
.trace FILE|off Output each SQL statement as it is run
.vfsinfo ?AUX? Information about the top-level VFS
.vfslist List all available VFSes
.vfsname ?AUX? Print the name of the VFS stack
.width NUM1 NUM2 ... データを表示する時のカラム毎の幅を設定。負数の場合は右寄せ。

参考サイト

  1. SQLite Home Page
  2. Command Line Shell For SQLite

 

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