2016-05-08

Fedora 24(アルファ版)〜 まとめ

Fedora 24 のベータ番のリリース予定は現在のところ 5 月 10 日です。ベータ版のリリースに併せて Fedora 24 の機能紹介をすることは、連休中には叶いませんので、代わりにアルファ版のまとめをします。

現在、自宅の 2 台の PC に Fedora 24 のアルファ版をインストールしていますが、その内の一台、本ブログでも最近何回か登場している、3 万円を切る格安ノート PC、HP Stream 11-r016TU の画面ハードコピーを使うことにします。

デスクトップ

デフォルトのデスクトップは GNOME 3.20 です。背景のデザインは右の通りです。

設定

設定画面の各アイテムのスクリーンショットを載せました。

Fedora 24 になって一新されたというわけではありませんので、各設定画面について詳しい説明はしていません。しかし、個人的なコメントなどを加えたものもあります。

【オンラインアカウント】

Google Drive をネットワークドライブとして
マウントできます。

【プライバシー】

【地域と言語】

【検索】

【背景】

【通知】

【Bluetooth】

PC に依存するのかもしれませんが、
OS 起動後にデバイス接続に手間取る
ことがあります。

【キーボード】

意外と細かく設定項目が用意されています
が、使いこなせていません。

【サウンド】

Bluetooth 対応のヘッドフォンを接続した
場合、手動で切り替える必要があります。

【ディスプレイ】

外付けのディスプレイをプライマリー画面に
設定した時にログイン画面が表示されない不
具合が、初期のFedora 23 で確認されました
が、この版では問題はありません。

【ネットワーク】

信号強度に応じて自動的に接続先を切り替
えてはくれません。
何か設定があるのかもしれません。

【プリンター】

家庭内 LAN にぶら下がったプリンターに
接続しています。
大手のプリンターメーカーからは Linux
CUPS 用プリンタードライバー公開されて
います。個別にインストールが必要です。

【マウスとタッチパッド】

【ワコムタブレット】

The Linux Wacom Project の成果を確認
するため、ワコムのタブレットを使ってみ
たいのですが、自分の用途では実益がない
のでなかなか買えません。

【色】

【電源】

【ユニバーサルアクセス】

【ユーザー】

【共有】

【日付と時刻】

【詳細】

開発環境

開発環境について全てを紹介できませんが、気がついたことを書き出します。

Eclipse, Tools and IDEs
Eclipse Mars.2 (4.5.2) が収録されています。
[補足 2016/05/10]Fedora 24 ベータ版のリリース直前に Eclipse Neon (4.6) に更新されました。
GNU C Library
Fedora 24 では、2016 年 2 月 19 日にリリースされた glibc 2.23 へ移行しています。
GCC6
Fedora 24 アルファ版では GCC 6.0.0 が収録されています。しかし、Fedora に収録されているパッケージ全てが GCC 6.x.y でリビルドされるのは Fedora 25 のリリースまでかかるということです。
LLVM/Clang
バージョン 3.8.0 が収録されています。
OpenJDK
Java 8 系のままで、JavaFX (OpenJFX) は含まれていません。
Open Source .NET framework
Mono 4.2.3 が収録されています。

その他

livemedia-creator
Fedora の LiveCD を作成するユーティリティです。使い勝手については、今後レポートしていく予定です。
Arduino IDE
Arduino 統合開発環境です。Fedora 24 がはじめて、ということではないと思いますが、今回、いろいろなパッケージをインストールしてみて見つけたパッケージです。バージョンは 1.6.4 と最新ではありませんが、まあ最新に近いバージョンではあります。Raspberry Pi だけがワンボード・コンピュータではありません。試してはみたいのですが、動機が中途半端で、なかなかふんぎりがつきません。

参考サイト

  1. Releases/24/ChangeSet - FedoraProject

 

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