2016-04-02

【備忘録】パーティション設定に関する推奨

Linux を使い始めて 20 年以上経ちますが、スワップ領域の目安としてメモリサイズの二倍を割り当てておけば良いとずっと信じ込んでいました。

昨年から RHEL6 サーバを扱う機会が増え、SSD や RAID の設定のためインストールも何回か実施してきました。扱っていたサーバでは、64 GB のメモリを積んでいます。昔と違って、ふんだんにメモリを搭載できるようになったものだと感心しながらも、メモリサイズが大きくなった昨今、果たしてスワップ領域にメモリサイズの二倍も確保しておく必要があるのだろうかという疑問が湧いたので、RHEL 6 のインストールガイドを調べました。

インストールガイドによると、それは自分の認識とは異なっていました。備忘録として、下記にスワップに関する推奨設定の表を転載します [1]

 システムの推奨 swap 領域 

システムの RAM の容量 推奨 swap 領域 ハイバネートを許可する場合の推奨 swap 領域
2GB 以下の RAM RAM 容量の 2 倍 RAM 容量の 3 倍
2GB から 8GB の RAM RAM 容量と同じ RAM 容量の 2 倍
8GB から 64GB の RAM 最低 4GB RAM 容量の 1.5 倍
64GB 以上の RAM 最低 4GB ハイバネートは推奨しません

This document is licensed by Red Hat under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License.

なお RHEL 7 についても「6.10.4.5. 推奨されるパーティション設定スキーム」の表6 .2に同様な記述があります [2]。

参考サイト

  1. 16.17.5. パーティション設定に関する推奨
  2. インストールガイド

 

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