2014-05-02

誕生から50年を迎えたプログラム言語BASICの歴史、その精神とは - GIGAZINE

BASIC 言語が誕生して 50 年ということは、つい先日、自分が迎えた歳と同じということで、今更ながら妙な愛着を持ちます。BASIC 言語と言えば、いまどきの若い方は Visual Basic を思い浮かべるかもしれませんが、これは独自の発展をしているので、もはや昔の BASIC とは違った言語になってしまっています。

私が(自分のツールとして自由に使える環境で)はじめて使った BASIC は、SHARP MZ-80K2E 上で標準で利用できた SHARP BASIC でしたから、もうかなり昔のことです。BASIC 以前は、カシオ計算機から発売されていたプログラム関数電卓 FX-502P で 256 ステップに収まるよう工夫してプログラミングをしていましたので、いわゆるパソコン上の BASIC によって、プログラミングの世界は随分と広がりました。高校時代の懐かしい思い出です。

GOTO 文などで批判が多い BASIC 言語ですが、幸か不幸か、私の場合は他の言語に取り憑かれてしまったので、その後 BASIC を使って本格的にアプリケーションを作る機会は訪れませんでした。

今ではアプリケーション開発における BASIC 言語の重要性は、Microsoft Windows が普及する前に比べるとずっと低くなっていますが、上記の記事にあるとおり、BASIC を通じてケメニー教授とカーツ教授が実現したかった「誰にでもコンピューターが使える世の中」は、今まさに現実のものになったといえるでしょう。

0 件のコメント: