2009-04-11

Fedora 11 Beta


週末、Fedora 11 Beta を試してみようと、メインのデスクトップ PC (x86_64) で使っている Fedora 10 を、アップグレードしてみました。しかし、インストールの最後でエラーが出て、GRUB で OS が起動しなくなってしまいました。レスキュー処理で GRUB を復活させて、なんとか Fedora の起動が始まるところまでたどりましたが、起動の途中で止まってしまいます。仕方なくホームディレクトリのデータのバックアップを取ってから、クリーン・インストールしようとしましたが、時間切れでこの週末まで、作業を見合わせていました。

で、今日、ようやくバックアップが終わり、クリーン・インストール(と言っても Windows Vista とのデュアルブートです)をしましたが、やはり最後でインストーラがエラーで止まってしまいました。念のためデバッグ情報をチェックしてみると、インストールの一番最後の DVD のイジェクトに失敗してエラーになっているようなので、インストールそのものは多分問題ないと考え、そのまま再起動。無事 OS が立ち上がりました。起動時間が Fedora 10 の時と比べて明らかに短縮されているように思いました。

まず、画面の解像度とキーボードの設定をしました。現在、Rawhide からパッケージをアップデート中です。

今回、x86_64 のシステムを、ごく普通にインストールしてみて、インストールされるパッケージは全て x86_64 のものなんだということに気がつき、ちょっと驚いています。今までは、クリーン・インストールではなく、アップグレードを重ねてきたため、wine に必要な i386 のパッケージがインストールされていて、i386 と x86_64 の共存が普通だと思っていたのでした。もちろん、ブラウザのプラグインやプリンタドライバが 32 ビット対応だけだったりと wine のせいだけではありませんが、今まで、結構な数のパッケージが 32 ビット用と 64 ビット用が共存していました。

この機会に 64 ビットのシステムは (なるべく)64 ビット用のパッケージだけで構築してみたいと考え、i386 パッケージで供給されている wine は、まだインストールしていません。wine は ノート PC の i386 マシンの方で利用して、x86_64 システムの MinGW クロスコンパイル環境でコンパイルした win32 用パッケージを NFS で共有しようかと考えています。

[1] Fedora レスキュー - 悠汰のブログ - Yahoo!ブログ
[2] ダークサイドの呟き: 起動しないFedora
[3] レスキューCDを使ってfedora 8 をインストールする!
[4] Re: 緊急事態発生 Fedoraが起動しない 追記
[5] 「64ビット」PCはだれにとって必要か
[6] 64ビットコンピューティング: 32ビット環境での共存
 

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